2024年12月3日から7日まで、南アフリカ・ケープタウンにて開催された「グローバル保険協会連盟(GFIA)」の年次総会に、トルコ保険協会(TSB)の事務局長、オズギュル・オバリ氏が参加しました。今回の総会では、運営する保険業界が直面する重要課題として、人工知能、気候変動、サイバーリスク、および規制の緩和などについて深く議論されました。また、「多様性・平等・包摂(DEI)」のテーマも、消費者や業界の働き手を含む多角的な視点から取り上げられました。
この総会では、GFIAの新会長および執行委員の選出も行われ、カナダ生命保険協会(CLHIA)の会長兼CEOであるスティーブン・フランク氏がGFIA会長に、保険ヨーロッパのジェネラルマネージャーであるテア・ウートフト・ホイ・イェンセン氏がGFIAの事務局長にそれぞれ選出されました。
さらに、TSBのオズギュル・オバリ氏は、安全運転作業部会の会長に再選されました。この作業部会は世界で約15億のドライバーがいる中で、道路の安全性を向上させることが保険業界にとって重要な課題であると強調しています。2025年に向けた取り組みとして、道路でのリスク評価とその軽減策についても焦点が当てられる予定です。