7月7日、アートギャラリーにて「Filler Neden Öfkeli？」展に関連するトークイベントが開催されます。芸術家のラレ・チャヴルドゥルとアート理論家・学者のゼイネプ・サインが、展覧会で取り上げられる「誕生と死」「儚さと永遠」「暴力と欲望」といったテーマや、ラレ・チャヴルドゥルの制作実践について議論を交わします。
ラレ・チャヴルドゥルは、1983年から1986年までミマール・シナン美術大学で絵画を学んだ後、ドイツでの芸術教育を続け、1991年にカールスルーエ国立美術大学で絵画と彫刻の訓練を受けました。また、1994年から1996年にはライプツィヒ美術大学で修士課程を修了。1997年に帰国し、独立したアーティストとしてダンスパフォーマンス、インスタレーション、彫刻、絵画を制作しており、紙を主要な素材とした作品が特徴です。
ゼイネプ・サインは1961年生まれの文学者で、アート理論家かつ教員です。イスタンブール、サルツブルク、ウィーンで文学、アートヒストリー、哲学を学び、イスタンブールの大学やマルディン・アルトゥクル大学の建築学部、ウィーンの美術アカデミーで活動してきました。著書には『ミトハット・シェンとボディライティング』や『死の教育』を含む作品があります。
このトークイベントは3月7日、木曜日の18:30から行われます。
