トルコの Türk Loydu とデクズエイユ大学の海洋科学技術研究所が共同で実施した「繊維強化複合材料を用いた高速船の構造要素の設計に関する理論的アプローチ及びソフトウェアプロジェクト」の結果報告会が、イスタンブールで開催されました。会議には、Türk Loydu 計画承認およびエンジニアリング部門の部長ムラト・カプラノグル氏とヨット部門の責任者ベルナ・コルクマズ氏が出席しました。
このプロジェクトでは、全ての滑走船舶を網羅する多様な形状の船舶について、広範囲な速度域における計算流体力学（CFD）解析を実施し、得られた動的荷重を現行の規則に基づく荷重と比較することで、改善提案が策定されました。また、ポリマー系複合材料から製造される船舶の構造要素の設計においては、自由で持続可能な作業を支援する幅広い機能を持つソフトウェアが開発されました。
